ナウパカの宿

Dr. Coming way Oota1938

※ ナウパカの宿は現在準備中です。

ナウパカの宿は非営利法人アシアンデトックス協会が一般財団法人渋谷長寿健康財団の協力を得て運営しています。癌で弱った体を回復させるのは大自然のエネルギーです。浜辺に立地する宿は海水の持つエネルギータラソテラピーの好地です。

石垣島川平ヒュッタで元気を回復してください。

 

<利用規定>

ご利用できるのは癌闘病中の方および家族の方だけです。

一般の方は利用できません。医師の診断書が必要です。

 

<食事>

なし

自炊可

 

<利用料金>

無料

 

<空室状況>

 ご利用案内をご覧ください。

 

<申し込み方法>

FAXでお申し込みください。

非営利法人アシアンデトックス協会 担当:菅波

非営利法人渋谷長寿健康財団    担当:小林

FAX:(084)922-9758

 

石垣市川平1215 財団石垣島研究室の2階がナウパカの宿です。

入口に宿の看板は表示していません。研究室が目印です。

これは令和5年1月の私の写真です。

2階部屋 セミダブルベッド2台、ウォシュレットトイレ、洗面、ミニキッチン、電子レンジ、小型冷蔵庫、テレビ(地上波・BS)、空調設備あり


ナウパカ便り


ナウパカの花は結ばれなかった恋人たちの化身。ナウパカの花びらは下半分だけ。

海のナウパカと山のナウパカの花びらを合わせると嬉し涙の雨が降り、恋が叶うのだとか。

ヤドカリ

ビーチはアマンダの群生とナウパカの群生が入り混じっている。

夕暮れになるとアマンダのねぐらから大型のヤドカリが浜辺にやってくる。

ナウパカのねぐらからは子供のヤドカリがやってくる。

 

2022年8月 パワースポット タラソの恵み

ビーチに立つと不思議なパワーを感じる。気持ちが解放され体にエネルギーが満ちてくる感じだ。抗がん剤治療の最中、弱った体に鞭打ってビーチにたどり着くと、日に日に元気を回復し1週間で別人のようになる。海に入り波に向かって胸いっぱい潮風を吸い込みゆっくりと吐いていく。毎日5分、10分、15分と海のエネルギータラソの恵みに浸る。

私が末期がんから生還し得たのは幸運が重なった結果だと思っている。幸運の一つはゲルソン食事療法と石垣の海タラソテラピーであった。詳しくは⇒闘病ブログ を参照ください。私に命を与えてくれた川平の宿は元は八重山そばを出す質素な軽食堂だった。縁あってそこを譲り受け、雨漏りの修理と改造した。白い砂浜とサンゴ礁に囲まれた青い海に面した浜辺の宿に癌で闘病中の方や再発を予防したい方をお迎えし、療養支援をしたいと思っている。 

研究室から虹を見る。

ゲルソン食は意外と美味

ゲルソン食は本場のゲルソンとは異なり日本の食材を主にした和製ゲルソンとなる。ゲルソンの基本は変わらないので四つ足動物、二足動物の肉、乳、乳製品は禁止。代わりに南の海でとれるトンボマグロ、キハダマグロなどの新鮮な刺身、北の海でとれるシシャモから必要なタンパク質を摂っていただく。主食は全粒粉のオートミール、サツマイモ、じゃがいも、豆類、季節の野菜、豆乳ヨーグルト、はちみつ、もずく、ハーブ茶。ゲルソンの基本は断塩だが一日3~6gの減塩食となる。キャベツ、ブロッコリー、セロリ、小松菜、水菜、季節によってゴーヤ、これにリンゴを加えた青汁ジュースは意外と美味しい。ニンジンジュースはもちろん美味しい。

ヘミングウェイの老人と海への憧れは昔からの思い。男一人生きるのは逞しさへの憧れでもあった。しかしゲルソン食と仕事となると一人では無理であった。気遣いは秘書と家政婦のため、体調は気圧と塩加減で変化することも理解した。人間の尊厳まで昇華しなくてよい、老醜にならないよう普通を保ち生きていきたいと願っている。

2022年9月 若い人の癌が増える

昔も若い人の癌はあった。その多くは白血病や肉腫などであった。最近は20代から胃がん、大腸がん、肺がんなど、珍しくない時代となった。若者の癌は概して進行が早い、発見時すでに進行がんのことが多くステージ4の末期も珍しくない。結婚することになった30歳の若者が念のためお互い人間ドックを受けたところ、彼の方に大腸がんと無数の肺転移が見つかりステージ4の告知を受けた。今後どうしたらいいか途方にくれ相談に来られた。同じく30代の男性IT関係の仕事をしていた。嚥下困難をきたし検査を受けたところ食道がんステージ4の末期と告げられた。治療法はないと言われ丸山ワクチンの相談に来られた。私の周りだけのことかと思っていたら、全国的な傾向のようだ。睡眠不足、運動不足、食生活の乱れは若者の免疫力を著しく低下させているようだ。

2022年11月

流雲 潮声から秋を知る 一人宿 今宵も友は 海鳴りぞ 

2022年12月 宿から朝焼けを見る。

病で人は変わる。病に倒れ孤独を感じ、救いと愛を求める。救いとは何か、愛とは何か深く妄想する。愛は揺れ動き変化するもの、人は救いと愛を求め、神仏に頼る、しかし祈りは届かず、愛は手に入らず、孤独は癒されず、人は安らぎと愛を求めてさまよう。そして、神羅万象のエネルギーに出会い、自然の愛に包まれ心癒される。

2022年12月31日 

外気温21度の暖かさ、入浴介護用の首浮き輪を着けて泳ぎ納めをした。海の中は意外と暖かく、寒さは感じなかった。風でうねりがありリーフ内といえどもヒューツク川のリーフ割れ目に向かって流れがあるため、泳ぎに自信のない私のような高齢者は真似しないように。

2023年1月 宿の近くにある廃村ヒュッタ

宿の近くに沖縄県が保存した廃村ヒュッタがある。県道からも浜辺からも入ることができる。境界は役人が現地を見ずに図面の上で線を引いたのであろう。保存を目的とした祈祷所は村の中央にあるが、御神木は村の西端にあるため近くまで開発が進み近隣の木々が伐採され、台風にさらされた御神木は見事に東に向かって倒木している。根の一部が残り御神木の約2割が息をしている。県に連絡したが未だに返事はない。